「君の膵臓を食べたい」を観ました
余命で泣かせる気かと喧嘩腰に構えてましたが
あっさり風味で結構好みでした。





私、ずっとこのタイトル

君のひぞうを食べたいと思ってました
適当なんで生き方が。読み間違え多々あります。
膵臓も脾臓もどこにあって何の臓器かというのも一応調べたら
なんとご近所臓器でして、私の間違いもそれほど遠くないかと存じます。

ま、それは置いておいて

ざっくり言うと余命付きの青春ラブストーリーですね
過去と現代を行き来してストーリーは進みます。

押しの強い病気の子の咲良役の女優さんが浜辺美波
ごめん、可愛いんだけど笑顔が嘘っぽいw
萌音ちゃんの方がいいかも

押しの弱い男の子役、東南アジア系の北村匠海
あんなに濃い顔なのに地味な役に違和感無しだった
小栗旬との別人感は凄いけど
ってか、小栗旬、地味で地味でw
それだけ七変化できるっていうことでいい俳優さんなんですね。

青春ものだけど、テーマは重い
生きるということ、死ぬということ
大事な人が死んだあと
この辺をさらっと薄味なんだけど伝わってくる

余命あってもそれが寿命とは限らない、という設定がお気に入り
亡くなった人は交流のあった人の中で生き続ける、というのはとてもわかる
これは映画のタイトルと通じることなのかな?この台詞ってそういうことだよね
「人に食べてもらうとね、魂がその人の中で生き続けるんだって」


実際泣いたのかというと
泣いていない
感動もそれほどしていない
ただいい映画だなとは思う
映画の風味があっさりしていることと同じで
淡々と生き、淡々と死んでいく、それだけのことよ。

咲良の台詞で

「人との関わりが、私が生きてるって証明だと思う」

が一番印象的でした。



君の膵臓をたべたい
小栗旬
2017-11-15