ルックバックを観てきました



 


予告を観てもさっぱり中身が想像できず
連休の時間つぶしのつもりで見に行ったのですが。


上映時間1時間、結構短い
割引が一切きかない、なんで?

観終わった。
心動かすわかりやすい感動というものは無かった。
短さのせいなのかな

ただ、家に帰ってからジワジワ来た

あの小学校4年生当たりの生意気盛りの年頃にありがちな
嫉妬や傲慢、勘違いなんかが剥き出しで描かれていて、
認めたくないけど私もきっとあんな感じだったんだろうなという恥ずかしさがジワジワ出てくる。

もうひとつ感じたのが
褒めるって時には毒だよね

私も経験ありますが、子供の時に描いた絵を褒められた、
でも具体的にどこが良いのか教えてくれないし自分でもわからない。
無責任な褒めって後々罪になる
この褒められた経験が大人になっても心のどこかに残っていて
絵の教室に通ったらもっと上手くなるんじゃないかと甘い考えを生んだ。
実際通い始めたら周りが上手すぎて、このアニメの藤野と同じ心境に陥った。
本気で辞めようかと思ったぐらい。
今は気持ちを違う方向に替えて、楽しむことを目的にした。
お陰で周りの絵は気にならなくなりました。

絵を描いたりしている人は、まー絵に限らず
自分と周りを比べてしまうことは多々あるとは思います。
この映画はそんな自分の中の何とも言えない負の感情を見せられているように感じるかも。

なので、エンタメ性は低いので楽しかったー面白かったーとは言えない作品です


アニメの出来としてはいいのかもしれませんが
私は何とも言えない後味の悪さを感じました。

70点