「怪物」を観ました


 


アマプラのCMでよく流れてきていましたが
安藤サクラのインパクトが強過ぎて
てっきりモンスターペアレレント安藤サクラが暴走して大変なことが起きるっていう
勝手なストーリー妄想をして観るのを敬遠していました。

が、全く違いました。
なんと安藤サクラは脇役ですw


息子を愛するシングルマザーや生徒思いの教師、元気な子供たちなどが暮らす、大きな湖のある郊外の町。どこにでもあるような子供同士のけんかが、互いの主張の食い違いから周囲を巻き込み、メディアで取り上げられる。そしてある嵐の朝、子供たちが突然姿を消してしまう。

冒頭から安藤サクラの親目線で物語が進んでいきます。
息子がいじめにあってるんじゃないか、親なら必ず心配する日常のささいな異変。
この時点で私も同じ心境。ってか確信。
でも進んでいくとおや?ちょっと違う?っとなってきます。
酷い先生だと思い込んでいたことが先生視線だとまた違ってきます。
そうやって、各自の視線で勝手な思い込みで物語が混線していき、
最後は綺麗にほどけます。

最後まで良い意味で振り回されます。

人の思い込みはダメですね
私も思い込みでこの映画を観る機会が遅くなりました。
これからは偏見なしで取り合えず観てみるというのを実践していきたいと思う次第です


面白い映画なので是非観てもらいたい
ラストシーンの感想を書きたいところですが、ぐっとこらえて・・・・


85点